マルシェでのあみぐるみ販売:お客様の購入パターンとは?
「ぽかぽかざっくりん」は、愛知県の図書館やテーマパークで出店していますが、最近よくいただく質問があります。
それは、「あみぐるみって、大人の方でも買うの?」というもの。
前回のブログでも触れた通り、実際には半分以上の方が大人の方で、自分用にあみぐるみを購入してくださっています。
無料で時間つぶしできる図書館に遊びに来ている親子連れ
図書館で出店していると、親子連れがよく通り過ぎます。小さなお子様が「くまさん欲しい!」や「お母さん、くまさん作って!」と楽しそうに言う姿がよく見られます。
特にお子様が欲しがるのは、大きなくまさんが多いんです。「お母さん、材料をくれたとしても、こんなのは作れないよ…」と、お母さんがため息をつきながら、くまちゃんを眺めている様子も見受けられます。
お母さんとしては、図書館に来る目的が無料で絵本を借りることや、散歩を楽しむことですから、急な出費は困りますよね。そんなわけで、お母さんはお子様をなだめながら諦めさせることが多いんです。
お子様は少しがっかりした表情を見せることもありますが、自分ではどうしようもないので仕方ないですね。
今日は特別な日だから奮発しよう
しかし、テーマパークの大型連休になると、状況は一変します。
おじいちゃんおばあちゃんを含むファミリーが一堂に会し、皆で楽しい時間を過ごす特別な日です。
そのため、お父さんやお母さんも、お子様に素敵なプレゼントを贈りたいという気持ちが強くなり、奮発してお買い物をしてくださいます。
図書館での慎ましやかな雰囲気とは異なり、テーマパークではその場の楽しい雰囲気に合わせて、気持ちよくお買い物をしてくださるんですね。
商品を眺め、いったん退散し、後から舞い戻る
大人のお客様に関しては、自分のためにあっさりと購入されることが多いです。
以前、私が「これはプレゼントですか?」とお聞きした際には、「実は自分用なんです」とのお返事をいただき、驚いたことがありました。
ただ、即決というわけでもなく、初めに商品を軽く見て回った後、一度お店を離れ、ご家族を連れて再度訪れる方も多いです。
ご家族と相談しながら、どれを選ぶか決めるのは、よくある光景です。あみぐるみは生活必需品ではないため、慎重に決めたいという気持ちが働くようです。
さりげなくが好きな人、目立つのが好きな人
小さなあみぐるみをさりげなくバッグに添えたい方もいれば、大きめのあみぐるみにキーホルダーの金具を付けて、目立たせたい方もいらっしゃいます。
また、お部屋のテーブルに木製雑貨と一緒にあみぐるみを二つ並べて、リラックスしながらYouTubeを楽しみたいという方も。
意外にも、定番のあみぐるみくまちゃんが大人気で、たくさんお買い上げいただいていますが、個性的なあみぐるみも直接販売で好評となり、予想以上にお買い上げいただいたこともあります。
大人と子供のどっちにしようかの悩み方の違い
明らかに異なる顔や形を持つ2種類のくまさんのどちらを選ぶかを迷うのはお子様で、私自身が見分けがつかないほど似たような顔や形のあみぐるみをどちらにするか悩むのは、大人の方が多いのです。
そのため、結論として「大人の方もご購入してくださいます」とお答えします。
最近、リアル販売でお客様からいただいた嬉しいお言葉は、「しっかり編まれている」「味がある」「すごく可愛い〜」でした。
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