あみぐるみ作りは難しい?初心者さんが失敗しないためのアドバイス

ふわふわのあみぐるみたち
ふわふわのあみぐるみたち

「あみぐるみって、作るの難しいの?」

よく、こんな質問をされます。

 

私が、はじめてあみぐるみを作ったとき、

「えっ、目の位置を、ちょっとズラしただけでこんなに顔が変わるの!?」

ってびっくりしたのを覚えています。

 

こんにちは、あみぐるみ作家のぽかぽかざくりんです。

これまでに数百個のあみぐるみを作ってきました。…実は正確な数は数えてないんですけどね(-_-;)

 

そして、マルシェやネットショップ、販売所などで、たくさんの子たちをお迎えいただきました。

本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

 

そんな日々の中で、いつも感じることがあります。

 

「あみぐるみって、作るのは、想像以上に奥が深い世界だなぁ」って。

 

毛糸の種類、編む力加減、色の組み合わせ、パーツの大きさ、そして“顔”のバランス。 

 

ほんの少し違うだけで、まるで別の子になるんです。 

たった1目ちがうだけで「別人」に

1目違うだけで、あみぐるみは別の子になります
1目違うだけで、あみぐるみは別の子になります

編み目が1つ多かったり少なかったりするだけで、

「あれ、この子…なんか違う…?」ってことが起きるのが、あみぐるみの世界。

 

でもその違いの発見がおもしろくて・・・。

 

だから、最初から、1回で完璧な形を目指さなくても大丈夫なんです。

 

むしろ、何度も作り直したり、ちょっと手直ししたりしながら、思いがけず「この子らしい可愛さ」が生まれてくるんですよね。

あみぐるみ作りで注意しているポイント

ふわふわもこもこのあみぐるみたちが、こんにちは♪
ふわふわもこもこのあみぐるみたちが、こんにちは♪

あみぐるみ作りは初めてだと難しいと感じることもありますが、基本の作り方を押さえれば大丈夫です。

 

そこで、数えきれないほどあみぐるみを作ってきた中で、「ここを意識すると可愛くなるなぁ」と思ったポイントをいくつかご紹介します。 

①あみぐるみの“背筋”をまっすぐに

シンプルだけど、編み目が綺麗な、あみぐるみくまちゃん
シンプルだけど、編み目が綺麗な、あみぐるみくまちゃん

わたしの背筋じゃなくて(笑)、あみぐるみの姿勢の話です。


おすわりしたときや立たせたときに、背中がシャキッと真っすぐだと、それだけで仕上がりがグッとよく見えます♪

②編み目を均一にする

あみぐるみって、かぎ針編みで立体を作るので、編み目が整っていないと形も崩れやすくなっちゃうんです。

 

ゆるすぎるとクタッとなるし、きつすぎると引きつれて、ぎゅっと硬くなってしまって…。

 

目がガタガタになってしまう原因のひとつが、糸のテンション(引っぱる力)の安定しなさ。

 

私も昔、無意識に力が入ってて、キュッと詰まったような編み地になっちゃったことがありました(笑)

 

今は、「引っぱりすぎず、緩めすぎず」の感覚をつかむために、

“かぎ針がスッと通るくらい”のテンションを意識して編むようにしています。

 

ちょっとしたコツなんですが、編み目がそろうと、それだけであみぐるみの仕上がりがぐっと整って見えるようになります。

③毛糸の色合わせ

ふわふわのあみぐるみ
ふわふわのあみぐるみ

あみぐるみを作るとき、色の組み合わせってすごく大事。

 

たとえば「くまちゃんの体はベージュ、リボンはピンクにしよう♪」とイメージがあっても、実際に組み合わせてみると、なんだかしっくりこない…なんてことも。

 

初心者さんにおすすめするのは、、できるだけ同じメーカーの毛糸を使うこと。

 

というのも、メーカーが違うと同じような色味でも微妙に質感や太さ、風合いが違って、仕上がりに違和感が出てしまうんです。

 

たとえば、体だけマットで顔はツヤツヤ、なんていう「チグハグ感」が出ることも。

 

これって、写真ではあまり気づかれにくいけど、実物を見るとけっこう目立つんですよね。

④綿の入れ方でお顔が変わる!

ふわふわのあみぐるみねこちゃんちゃん
ふわふわのあみぐるみねこちゃんちゃん

同じ編み図で編んでも、綿の量や詰め方によって、まったく違う表情になることもあります。

 

特にあみぐるみは、表情やフォルムが命なので、綿の加減ってほんとうに大事なんですよね。

 

綿の量が少なくてやわらかすぎると、くたっとしてしまうし、逆に多すぎてパンパンに詰めすぎると、編み目が広がってしまったり…。 

 

私が意識しているのは、

「手で触ったときにほんのり弾力を感じるくらい、型崩れしないくらい」のふんわり感を確認しながら、少しずつ詰めるようにしています。

 

慣れてくると、「この子はちょっとふっくらした感じが似合うかも」なんて、その子に合わせて綿の入れ方を変えるのも楽しくなってきますよ。

⑤パーツの取り付けは丁寧にしっかりと

シンプルなくまちゃんだけど、パーツの取り付けは丁寧にしてます
シンプルなくまちゃんだけど、パーツの取り付けは丁寧にしてます

お耳や手足の位置がちょっとズレているだけで、「ん?なんだか雑…?」って印象になってしまうこと、よくあります。

 

特にお耳やお鼻などのお顔まわりのパーツは、たった数ミリずれただけでも表情が変わってしまうので、左右前後のバランスを見ながら、一つひとつ丁寧に縫いとめています。

 

縫いとめ方も大切で、境目がゴツゴツ浮き出ないように、自然になじませるように心がけています。

 

まだ慣れていないうちは、いきなり縫わずに、マチ針で仮止めして、全体のバランスを確認してから縫い始めるのがおすすめです。

⑥さし目は、何度も位置確認

お顔の“命”とも言える目の位置。ここがちょっとずれるだけで、まったく違う表情になります。

だから何度もさし目の位置確認して確認し、最後にボンドでピタッと固定します。

⑦お顔の刺繍は、ズレないように慎重に

お顔作りを、全部刺繍で製作したあみぐるみくまちゃん
お顔作りを、全部刺繍で製作したあみぐるみくまちゃん

お鼻やお口などの刺繍って、あみぐるみの「表情」を決める大切な工程。

 

だからこそ、たった1ミリのズレでも油断できないんです。

 

私はいつも「1繊維の位置まで」気をつけるくらい、慎重に刺繍しています。

 

ちょっとでも角度がずれていると、「あれ?なんかこの子、怒ってる…?」「笑ってるつもりが困り顔に…」なんてことも。

だから、刺す前にしっかりバランスを見るようにしています。

 

刺繍ってやり直すのが大変なので、位置決めのときがいちばん集中してるかも。

 

もし刺繍が苦手…という方は、チャコペンなどで下描きしてから刺すのがおすすめです。

難しくても大丈夫。慣れたら楽しい♡

もし今、「上手く作れない…」「センスがないのかも…」って感じている方がいたら、声を大にして言いたいです。

 

「それ、センスじゃなくて“経験”の問題だから大丈夫!」

私も最初は、何度も失敗して、やり直して…。

 

でもその時間が、いちばん「わたしのあみぐるみらしさ」を育ててくれた気がします。

世界にひとつのあみぐるみを育てよう

ふわふわのあみぐるみ
ふわふわのあみぐるみ

あみぐるみ作りは、ちょっと難しくて、でもすっごくあたたかいもの。

 

同じ編み図でも、同じ毛糸を使っても、作る人によって出来上がる子はそれぞれ。

 

ふんわりやさしい子だったり、ちょっとおすましな子だったり。

 

それが、ハンドメイドって素敵だなって思うところです。

 

何度も試して、少しずつコツをつかんで、あなたの手でしか生まれない“その子”に、ぜひ出会ってほしいなと思います♡


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