
ふわふわの毛糸で編まれたあみぐるみって、見ているだけで、心がぽかぽかしてきますよね。
そのやわらかな表情や手ざわりには、つい「ぎゅっ」としたくなるような、特別なあたたかさがあります。
だけど、たくさん並ぶあみぐるみの中から「この子だ!」と思えるような、丁寧に作られた子に出会うのって、ちょっと難しいと感じることもあるかもしれません。
でも実は、編み目の詰まり具合やお顔の刺繍、パーツの配置など、
ひとつひとつの細やかな部分に、その子の“クオリティ”がそっと表れているんです。
私自身、これまでにいろんな子を編んできましたが、同じ毛糸を使っていても、編み方ひとつで雰囲気がまったく違ってくることに、何度も驚かされてきました。
今日はそんな作り手の目線から、私が「この子、いい子だなあ」と感じるポイントを、やさしくお話ししてみたいと思います。
素敵なあみぐるみと出会う、そのヒントになれたらうれしいです♪
① 編み目がぎゅっと詰まっているか

まず最初に注目したいのが、「編み目の詰まり具合」。
ゆるゆるだと中のわたが透けて見えてしまったり、長く使っているうちに形が崩れやすくなってしまいます。
私の作品でも、なるべく均一な力加減で編めるように意識しています。
ふわっとしているけど芯がある。そんな子が、手にしたときに安心感をくれる気がしています
隙間が空いていないか、糸割れしていないかをそっとチェックしてみましょう。
② パーツのバランスが整っているか
お耳や手足、目の位置、こうしたパーツが左右対称かどうかは、とても大切なポイントです。
少しのズレでも「あれ?」と違和感が出てしまったり、全体がなんとなく雑に見えてしまうことも。
特に初心者のうちは、取り付け部分が少しボコっとしてしまったり、バランスが崩れがちですが、ここがあみぐるみの魅力を大きく左右するところです。
③ 毛糸がふわふわでも形が綺麗かどうか

ふかふかの毛糸を使うと、触り心地は抜群。
でも、毛糸のふわふわ感に頼り過ぎて、編み目を無視してしまうと、形が歪んだり、左右非対称になってしまうことも。
逆に、この毛糸を使いこなせるようになると、可愛さがグンと引き立ちます。
左右対称になっていて、全体のシルエットがきれいな子は、ほんとうに手間ひまをかけて作られている証です。
④ お顔の刺繍がやさしい雰囲気か

あみぐるみの命とも言えるお顔の刺繍。
たった1ミリのズレで、まるで表情が変わってしまうこともあるほど繊細な部分です。
やさしいまなざしや微笑みが伝わってくるお顔を見つけたら、それはきっと運命の出会いかも…
⑤ キーホルダーにぴったりな丈夫さがあるか

バッグやリュックにつけることの多いキーホルダーには、毛糸の強さも大切な要素。
私は、実際に自分のリュックに数ヶ月ぶら下げて耐久テストをしました。
実際にバッグに揺らしてもへこたれないくらい丈夫な素材が使われていると、毎日のおでかけも安心ですね♪
⑥ 作家さんのオリジナリティが感じられるか

編み図がオリジナルで、作り手さんの「らしさ」が伝わってくるあみぐるみって、本当に特別な存在。
試行錯誤しながら生まれたデザインには、温もりと想いがぎゅっと詰まっています。
たくさん編んで、たくさん迷って、少しずつ見つけていく「自分だけの作り方」
私も、これまでたくさんの試行錯誤を重ねて、自分だけの作り方を築いてきました。
失敗もたくさんしてきましたし、「この作り方で良かったのかな」と不安になることもありました。
でも、編み図ノートに小さな気づきを書き留めていくことで、自分らしい製作スタイルができてきたと思っています。
これからも、自分の手から生まれてくる子たちを大切に送り出していきたいと思っています。


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