ぽかぽかざっくりんでは、くまのあみぐるみをはじめ、だるまやフクロウ、招き猫などの縁起物のあみぐるみ、そして木製雑貨を手作りしています。
実は、商品のラインナップをさらに特化させることも考えました。その中で、縁起物のあみぐるみを見直し、くまのあみぐるみ専門のショップにする選択肢もありました。でも、今のところは、多彩な商品をお届けするスタイルを大切にしています。
大型店の様に手広く扱うことはできないので、1種類だけを大型店より徹底的に扱うことを選ぶやり方
ハンドメイド販売をしている多くの作家さんは個人で運営していますので、大型店のように手広く大量に仕入れ沢山の商品を販売できるわけではありません。
そのため、大型店と同じような商品のラインナップで販売をしていてはお客さんは品ぞろえが良い方に行ってしまいますので商品が売れません。
例えば大型の手芸屋さんは生地からアクセサリーの材料から毛糸まで幅広く扱っているので、たくさんのお客さんが来ます。
でももし個人経営の手芸屋さんが大型手芸店に勝つまではいかないまでも潰れないように経営をしていこうと思ったら、ありとあらゆる手芸用品を扱うよりも、例えば毛糸なら毛糸だけと的を絞って、毛糸だけは大型店よりも沢山仕入れた方が、毛糸が好きなお客さんは大型店よりも毛糸専門店に来ると思ったからです。
私はこっちの個性的なあみぐるみの方が好きよ
そこまで感じていて「ぽかぽかざっくりん」では、縁起物のあみぐるみも木製雑貨もやめてくまのあみぐるみのみの専門店にしようと考えていました。
ですがマルシェに出店すると、縁起物のあみぐるみが大好きなお客様もいらして喜んでお迎えしてくださるものですから、「売れるのにやめちゃったらもったいないな~」という気持ちになって、なかなか手放せず今も販売しています。
そのため度々「どうしてくまちゃん以外も売ってるの?」という質問も何回でも受けます。私も、くまちゃんオンリーにした方がお店のイメージがつきやすいのではないかと随分考えたのでよくわかります。
万人受けするわけではない個性的なあみぐぐみが、時々需要がある
特に大型の縁起物のあみぐるみは、個性的なデザインですので万人受けするわけではなく、この商品を継続しようかどうか一時期迷いました。
ところが、Instagramに投稿している縁起物のあみぐるみの写真を見て、わざわざマルシェまで足を運んでくれるお客様も時々いて、優柔不断なことにスパッ切る勇気が出ません。
標準的に可愛いデザインにしているくまちゃんは万人受けしてよく買ってもらえるのですが、個性的なあみぐるみの方が好きというお客様は「私はこっちの個性的なあみぐるみの方が好きよ」と言ってくださるのです。
そのため商品のラインナップをくまちゃんオンリーにすることはやめて、くまと縁起物の両方の編みぐるみの販売を今まで通り継続することに決めました。
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